前回の私の記事で9月7日に実施した大代地区公民館の講座「ハンドメイド作家養成工房~レジンでつくる小さな世界~」の様子をお伝えしました。
さてさて、この講座は2週連続講座であり、7日にレジンを体験し、14日に販売と自分の世界観の表現について学ぶものとなります。そして、その後に公民館のイベントで販売体験もしちゃおうという建付けです。

講師は7日に引き続き一般社団法人larugoの代表である大宮紗妃さん。
改めてこの講座のねらいをお伝えします。

  • 参加者が自己実現・自己表現できるようになる。
  • 地域や社会に成果を還元できる作家を生む。
  • 若年層によるゆるやかなつながりを地域に生み出す。

結論から申しますと、めっちゃこのねらいを達成できたと思う!今回の講座を組み立てるにあたって、企画書作成段階でも大宮さんしか頭に浮かばなかったし、実際に大宮さんにお願いしたからこその達成だと思います。あと私の企画力と創意工夫と聖人君主のような人徳ね。
そして運営サイドだけでなく、受講者のみなさんの協力も大きかったと思います。むしろ運営サイドと受講者サイドに分けるのもナンセンスなぐらいです。本当に素敵なみなさんで、良い雰囲気をつくってくれました。だってガチガチに緊張した講座じゃ思ったように自己表現しづらいでしょ。あと、自分の作品をボロクソ貶す人がいたら心が折れるでしょ。受講者のみなさんは「作品の写真撮っていいですか~」とか「これ販売されてたら絶対買う!」ってお互いに自己肯定感を上げ合ってくれたり、ちょっと失敗しちゃった~と言う方がいたら「え~、その部分がかえって良いんだよ~」と褒めたり、すごく良い空間でした。何度も言うけどマジで素敵なみなさんだった。あと私の企画力と創意工夫と聖人君主のような人徳ね。

創意工夫と言えば「ゆるやかなつながり」ということでちょっと工夫したことがありました。

こんなカードを受講者のみなさんに配ったんです。ちょっとショップカード的なイメージで。まあ記念品的なものなんだけど。裏には講座のアンケート、みんなで撮った記念写真のダウンロード、そしてLINEグループに飛ぶQRコードをつけました。もちろんLINEグループは強制ではないのですが、続々とみなさん入ってくれてホッとしました。下手したらグループメンバーが私一人で、私一人でひたすら「こんなイベントあるよ~」「こんなのつくったんだかわいいでしょ~」と語るワンマン自分語りソロぼっちリサイタル会場にもなりますからね。
公民館って割ときっちりしたサークルとか組織をつくりたがる傾向にあるかなと思っています。でもサークルに限らず、コミュニティとかつながりっていうのはいろいろな形があります。ゆるやかなつながりって何だろうって思った時に、別に組織立ってはいないけど、何か良いもの見つけたり、少し悩んだりしたら気軽につぶやいて、誰かが応えてくれる、そんなイメージの場があればと思いました。今回はそれがLINEグループであり、入り口のカギになるのがこのカードなのです。ちなみに、発想の元ネタはドラえもんのひみつ道具「親友テレカ」です。ドラえもんはアイデアの宝庫だね。気になる人はググってね。

ちょっとポイントをおさらいすると、

  • 「こういう企画にしたいんだ!」というねらいを講師と一緒に考えて達成する。
  • 受講者の協力あっての講座。
  • みんなが自己肯定感爆上げ。
  • ゆるやかだけどその先につながる関係づくり。
  • 私の企画力と創意工夫と聖人君主のような人徳。

こんな感じで意識すればこれからも楽しい講座をつくれそう。